つれづれ 事故物件に住んだ話(二) 出張から新居に戻って、僕が最初に目にしたのは、満杯であふれそうな郵便受でした。1週間留守にしたとはいえ、引越したばかりの住所に、僕宛ての郵便物がこんなに来るはずはないですね。とりあえず全部の郵便物を引っ張り出し、エレベーターを待つ間、確認す... 2025.06.11 つれづれ
つれづれ 事故物件に住んだ話(一) 突然ですが、実は僕、事故物件に住んだことがあります。それはもうずいぶん前、僕が社会人になって間もない頃のことです。僕は、ちょっとした事情から、どうしてもその日のうちに引っ越し先を見つける必要に迫られていました。でも、ここに住もうと目ぼしを付... 2025.06.10 つれづれ
つれづれ そのお化け怖いですか? 白状します。実は、僕はお化けが怖いです。大人になった今でも世の中で一番怖いものといえばお化け。子供の頃からずっとかわりません。だから僕は、心霊スポットに自分から出かけて行くことは絶対にないし、心霊映像の出てきそうなテレビ番組やSNS動画も見... 2025.05.19 つれづれ
つれづれ 曽祖父の能力の秘密。 心霊手術で荒稼ぎした僕の曽祖父。でも彼は生まれつき霊能者だったわけではありません。曽祖父は、自分がどのように能力を得たのか、その「きっかけ」をよく周囲に話していました。それは、白装束の老人との遭遇でした。その前に、そもそも曽祖父にはスゴイ特... 2025.04.27 つれづれ
つれづれ 心霊手術で大金を稼ぐ流れ者・・・曽祖父の話。 (二) 集落に住み着いてしばらくした頃、曽祖父は突然、村人の「治療」をはじめました。それがあまりにスゴ技だったので、たちまち評判になり、遠方からも人々が押し寄せたので、家の前には、いつも長い行列ができていたそうです。彼が行う治療は、道具は一切使わず... 2025.04.15 つれづれ
つれづれ 幼い僕の一人遊び。 (三) 僕がこんなことをはじめた、最初のきっかけになった出来事。今も、とてもよく覚えていて、祖母といっしょに商店街を歩いているとき、道端にうずくまった人の姿が「ピカ」っと見え、その人が大きな声で何かを言っている声が聞こえた。本当に突然だったので、と... 2025.04.13 つれづれ
つれづれ 幼い僕の一人遊び。 (二) 早朝の商店街。道の両側にはたくさんのゴミ袋が置かれ、そこから漏れ出た液体が強烈な異臭を放ち、酔っ払いの粗相の残骸があちこちに・・・。子供には全く楽しい場所ではないのですが、僕は、朝食を食べ終わると、大急ぎで幼稚園の園服に着替え、園のお迎えが... 2025.04.10 つれづれ