ここで、ちょっと脱線にはなりますが、いい機会なので、触手がつながるとき、誰の触手がどこに触れるのか、その可能性を考えてみることにしましょう。
ただし、ここでは、状況は気にしません。意図的なのか偶然なのかといったことは抜きにして考えます。逆に、1つ注意していただきたいのは、原則2の裏返しになりますが、誰かの触手が、相手に触れるのは転写を行うためとは限らないということです。むしろ、単に周囲を探るために触手を伸ばしている、とか、また現代では、他からの接触を防御するために無意識に触手を振り回している場合のほうが断然多いと思います。つまり触手を伸ばす目的も様々ですが、それもここでは考えないことにします。
ということで、まずあなたを起点に考えましょう。あなたの触手が触れる先は、大きく分けて次の8つになります。
①霊のオーブに触れる。
②霊の触手に触れる。
③霊のオーラに触れる
④霊の「生成物」に触れる。
⑤あなた自身のオーブに触れる。
⑥あなた自身の触手に触れる。
⑦あなた自身のオーラに触れる。
⑧あなた自身の皮膚に触れる。
①と②についてはこれまでもいろいろ見て来たので、特に問題ないですね。でも、あれ?なんだか見慣れないものがあります。まず③の霊のオーラ・・・霊にオーラなんてあるんでしょうか?はい。もちろんあります。霊のオーブの触手も、人のそれと同様に変形してオーラをつくることがあります。ただ、霊にはオーラーをまとわせる身体がないので、多くの場合は、霊のオーラはやわらかな雲、あるいは粘土のような感じで霊のオーブの周囲を漂います。時にはもう少し広い範囲に広がって、霧のように見えることもあります。
もうひとつ、④も聞いたことないですよね。 「生成物」って何でしょう? ・・・すいません。ここで初めて使う表現です。でも、実はこれについては既にお話したことがあります。霊の見え方の、物理型のお話をしたときに、「霊が物理的な物体を作る」ことがあるというお話をしました。ご記憶でしょうか。ここでは、そのような、霊が作るものを「生成物」と表現しています。霊がどうやって生成物を作るかは、ここではまだ詳しくお話ししませんが、でも、あなたも、もうお気づきかもしれません。実は、生成物は、霊のオーラが変化したものです。