さて、ずいぶんと長い間お休みしてしまってすいません。少しづつですが、再開したいと思います。よろしくお願いします。
さて、・・・・でも中断の前までの話。覚えていますか? ちょっと展開がわかりにくくなってしまいましたね。ここで改めて少し整理させてください。今、僕達は、例の見え方の2つ目のパターン。「転写型」の話をしています。でも、お前は、「触手」の話ばかりしてるじゃないか・・・ということになりますよね。でも、無駄なおしゃべりをしていたわけではないんです。
実は「転写」は非常に込み入ったもので、1人の人間の感覚だけでは成立しません。どのように機能するのか理解していただくには、どうしても知っておいていただきたいことがあります。しかも4つ。そう。中身の話に入る前、働きかたを知っていただくだけで4つもあるんです。先を急ぎましょう。
まず1つ目。もう何度かお話ししましたが、転写は、必ずオーブの触手を介して行われます。触手が触れることで情報がやりとりできるようになる。いわば環境ができあがります。表現をかえると、転写は、触手という接続を通じた「有線通信」ということになります。ここで1つ思い出していただきたいのですが、僕は、いくつか種類がある霊感の中で一番中心になるのは、「触手を使ったやりとり」だ、という言い方をしたことがあります。実際、多くの皆さんが「霊感」として思い浮かべるような能力や感覚の多くは、触手によるものです。が、それはつまり、霊感の中心は「有線通信」だということになります。この点で、「目で物を見る」とか、「耳で音を聞く」というのとはかなり違っています。言い換えると、霊感は、そもそも「感覚」と言えるのか?ということにもなるわけで、これは、この転写のパートの後半のテーマになります。ちなみに、念のために言うと、霊感の中には、触手を使わない・・・有線でも通信でもない種類の感覚も確かにあります。ただ、それで感じられるもの、見えるものは非常に限られます。このことも、このあとでお話しすることにしましょう。