じゃあ霊から何かをしてくることはないの?・・・気になりますよね。
ということで三つ目のケースです。
触手を振り回す人間に出会った時、自分から何かを仕掛けてくる霊は確かにいます。ただその意図は様々です。「びくびくしている」人間をちょっと驚かせてやろう・・・という軽い茶目っ気のある霊もいれば、静かな自分の時間を邪魔されて、腹を立てている霊もいるでしょう。こうした霊は、自らの触手を展開し、たいていはあなたのオーブに触れようとするか、あるいは触手の何本かを絡め取ろうとします。ただ、幸いなことに・・・と言っていいと思いますが、これはめったに成功しません。なぜなら、あなたは触手をやみくもに振り回しているため、防御力がマックスになっており、それをかいくぐって、あなたに接近するのは霊にとって至難の業だからです。
よほど「人の扱い」に慣れた霊でないと、うまくいきません。が、希には成功することはあります。このときあなたは、霊が触れた場所に、何かが触ったことを感じます。ただし場所は一定ではありません。霊がどこに触れたか、またどこに対応する触手をとらえたか次第で、感じる場所も、感覚の程度も大きく差があります。僕の個人的な印象では、霊が自ら人に触れる時は、人の顔・・ほほや耳のまわり、あるいは、首すじにあたる位置・・・もし仮にその霊が本当に敵意をもっていたら、人の生命に危険が及びかねない場所・・・を狙ってくることが多いと言えるかもしれません。
また、もし霊に、あなたの触手が1本でも絡め取られると、その場所に殴られたような強い衝撃や、しびれ感、かなり強い痛みを感じることがあります。
もしあなたが夜道で、こうした感覚を感じたら、それは霊からのメッセージである可能性があります。霊が、あなたの無作法に怒っている可能性もあるので、まずは、素直に謝罪の言葉を口に出して言い、すぐにその場を離れることをお勧めします。
ただ・・・ここまでのお話し・・・実はまだまだ一番重要な本題に入っていません。