霊は確かにそこに・・・。

第二のケースの続き。

あなたが触手を振り回しはじめますが、霊は何もせず静観しています。でも希にではありますが、振り回したあなたの触手が、たまたま霊に触れることがあります。この時、あなたは触れた触手に対応する身体の場所に、「何かが触れた感触」を感じます。繰り返しますが、あなたのほうから霊に触れたのです。 霊があなたに触れた・・・のではありません。

 

何度かお話ししたとおり、人が触手を展開するときは、通常は身体が邪魔になるので、オーブの後ろ半分。あなたにくっついているのとは逆側の半球から展開されます。ここは、オーブの中であなたの背中側に対応する場所になります。 このため、伸びた触手が何かに触れると、あなたはほとんどの場合、肩から背中の、どこか狭い範囲に、何かが触れたように感じます。自分から触れたのに 触られたような感じがするのはおかしくない?と思うかもしれませんね。でも、こうしたことは日常生活でもあります。たとえば、あなたは両手がふさがっていて、肘でエレベーターのボタンを押したことはないでしょうか? 閉まっているドアを肩で押して開けたことありませんか? こうした場合、あなたは当然、肘や肩に何かが触れた感覚をもつでしょう。触手もこれと同じです。ただ、自分が意図的にコントロールしていないし、触手の存在自体を認識していない状態で、触った感覚だけを感じるので、「何かに触られた」と思ってしまうのです。このような状態は、偶発的なもので、決して多くはないと思いますが、人が無意識に触手を展開すること自体は珍しくはないので、結果的に、多くの皆さんが経験する出来事と言えます。 ただ、改めて言いますが、あなたの触手は霊に触れました。言い換えれば、霊は確かにそこにいたのです。

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