夜道の一人歩き、背中に触れたのは誰？！

さて、ここまで僕は、あなたには霊が転写したものが見えるという想定でお話をすすめてきました。でも実際には、転写されたものを見るには霊感が必要です。

ただ、前回のお話しに戻りますが、あなたは他に誰もいない場所で、誰かに触られたような感覚を感じた経験はないでしょうか？　例えば夜道で、誰かに背中を触られた・・・とか、肩を叩かれたという経験です。

これまでの人生でそんなことは一度もない！　と言う方はまずいないと思います。逆に言えば、ほとんどの皆さんに経験があり、その何割か・・・あとでお話ししますが、全部ではありません・・・は実際に霊の触手が触れた可能性があります。このような、霊達との遭遇によって、あなたが感じることは、全て「霊感」と言っていいと僕は思います。霊の姿が見えるとか、声が聞こるとかに限る必要はないはずです。・・・あ、今、なぁーんだ　と思いましたね？　でも、おそらく結末は、ちょっとあなたの予想と違うはずです。そもそも、霊感には、おそらくあなたが考えるより、かなり込み入った複雑な事情があるからです。

僕は今、触られた感覚の全てが霊の仕業ではない・・と言いました。少なくとも、ざっと考えて６割から７割程度は「霊に触れられたものではない」と思います。さらにその半分くらいは、・・・「気のせい」です。

なんだよ・・・と思いますか？　そうですね。でも実際には霊はどこにもいないのに、触れられたと感じることは確かにあります。これも細かく紐解いていくと、ちょっと面白いのですが、それはまた別の機会にとっておきましょう。ここはでもっと大切な話しを続けます。まぁ７割は霊ではない。その半分は気のせい。・・・じゃ残り半分は？　・・・忘れていませんか？　このお話しには、もう１人大切な登場人物がいます。お気づきでしょうか。

残るもう１つの可能性。　それは、「あなたのほうから」霊に触れたのです。