転写型で伝わること。

さて、霊の側から、あなたににアプローチしてくる様子をお話ししましたが、実はここでちょっと・・・お詫びしなければならないことがあります。

転写型について、僕はこれまでずっと、霊から「イメージや音」が送られてくるとか、「見聞き」するという表現を使い、霊がら伝達されてくるのが、あたかも映像や、音に限られているかのようにお話ししてきました。でも実際はそうではありません。細かい話を全部正確にお伝えすると、話が複雑になりすぎるので、ばっさりと省略していました。ごめんなさい。

 

じゃ本あ当のところはどうなのか? 実は、霊達は触手を介して、あなたの感覚で感じられるものならどんなものでも伝達してくることができ、実際にそうします。映像や音に加えて、暑さ、寒さのような温度感、触れた感じ、叩かれた感じ、しびれた感じ、ちくちく、すべすべ、つるつる、ぬるぬる、もふもふなどの手触り感、息を吹きかけられたざわざわ感、風に吹かれる涼感。さらには味や食感や匂い。そして怒り、恐怖、悲しみ、寂しさ、絶望感、などのネガティブな感情。逆に、喜び、幸福感、期待感、興味、高揚感などのポジティブな感情。さらには疲労感や痛み、熱っぽさ、息苦しさ、ふらふらすしたり、目が回るような感じ、酒に酔った感じなどの体調にかかわるような感覚までどんな感覚でも伝えてくることがあります。これらの感覚は、どれも、あなた自身が、日常の生活の中で感じることがあるはずですが、その、自分の感じているものを、そっくりそのまま目の前の誰かに渡す・・・。と、考えていただくと、かなり現実に近いと思います。

自分の感覚や感情をそっくりそのまま誰かに渡す。僕が、霊の見え方のこのパターンを「転写」型と名付けたのは、これが理由です。

 

・・・ただ、話はこれでは終わりません。