「心霊現象としてのオーブは、直径15cm程度の球体、または直径1cm~2cm程度の球体として見え、映像に残ることがある。これが全てで、それ以外はありえません。」以前、オーブのサイズのことをお話ししたとき、僕は、こんなことを言いました。また、この時、僕は、この直径1cm~2cm程度の球体を「簡単にいえばオーブの一部です」と説明しています。ご記憶でしょうか?
もうお気づきの通り、この「オーブの一部」とは触手のことです。僕の認識では、触手自体は映像に写ることはななく、実際、そのような映像は存在しないと思いますが、実は触手の先端だけは別で、映像に写りますし、肉眼でも見えます。
しかも触手の先端が撮影されたり見えたりする頻度は、オーブ本体よりずっと多く、おそらくあなたも小さな白いものがいくつも飛び様子が写った心霊映像を見たことがあるでしょう。
こんなことが起こる理由はいくつかあります。まず触手は、1つのオーブからたくさん伸びているので、オーブに比べて数が圧倒的に多い。数が多ければ単純にそれだけ見えるチャンスも増えるはずです。また、オーラのところでも同様のことを言いましたが、触手はオーブにとって感覚器であり、積極的に他のものに接するというのも見えやすい理由と考えられます。さらに触手は伸ばすことができる。オーブは自分自身は身を隠していても、触手を伸ばせば周囲を探れます。この結果、触手は、彼らの世界とこの世界の境界、あるいは暗闇と明るい場所の境界など、「ギリギリの場所」に現れやすい。このことは触手が見えやすいだけでなく「先端だけが見える」という状況が起こることの理由の一つなのではないかと思います。
では、話しを戻しましょう。触手の先端が見えるとき、そのサイズは直径1cmから2cmの小さな球体に見えます。触手の太さとほぼ同じです。オーブが直径15cmの球体であったとして、太さ1cmの触手がその表面をびっしり埋め尽くしたとすると、触手の数は、単純な計算で求めることができ、全部で約900本になります。実際には、人についたオーブでは、身体の前側には触手は伸びないので、実際の数はその半分くらい、約4~500本ほどでしょう。この数がメデューサの蛇の数であり、千手観音の手の数の元になる数ということになります。千手観音の「千」はたくさんという意味を現すと考えると、約4~500本というのはいい数字だと思いませんか?また仮に、オーブ全体から手が伸びた場合の、約900本という数は、計算の上とはいえ、やけに千に近いな・・・と感じるのは僕だけでしょうか?