監督!見えるんですね!?

芸術的なセンスと、霊感にはどこかにつながりがあるのかもしれません。

 

有名なミュージシャンや、工芸家が、創作中に現れる霊達について語るのをあなたも聞いたことがないでしょうか? さらに一番わかりやすいのはビジュアル、映像の創作を手掛けるアーティストさん達です。作品の中に直接、霊達に関係する現象が描かれることは珍しくありません。

 

ということで、次に、ご紹介するのは、映像作品としては大作。あなたもきっとご存じだと思いますし、おそらく見たこもあるのではないかと思います。それは、非常に有名な日本のアニメ作品です。

舞台は1000年ほど未来。最終戦争で荒廃した世界です。物語の終盤、幼体を奪われたことに怒ったある生物の大群が暴走し、それを止めようとしたヒロインを巻き込みますが、やがて暴走はおさまり生物たちはヒロインを囲む・・・・そのとき生物たちが、ヒロインの傷を癒すため長い紐状のものをヒロインの周りに伸ばしていきます。このシーンは、触手の色、質感、太さ、動きの感じ、などなど細部に至るまで、まさにオーブの触手そのものです。僕はこの作品を初めて見たとき、オーブの触手の描写の、あまりの正確さに、ぽかっと口があいたまま、しばらく何もできなかったことを今も鮮明に覚えています。この描写がただの創作でも偶然でもないと確信できる理由はいくつかあり、オーブの触手の周りで起こる独特で非常に重要な現象が、このシーンにもきちん描かれていること、また、このシーンでは後光も表現されていて、はじめ、ヒロインの傷を探る触手は茶色ですが、生物が力を結集して治療をはじめると全ての触手が金色に輝きはじめます。この様子を、長老は「金色(こんじき)の野」と呼び、金色であることを強調します。これは仏像や聖人画と同様に、その生物が高い精神性を発揮したことを現すように見えますが、長老の言葉は、それが意図的に描かれたことを強く感じさせます。さらにこの生物は物語の序盤から登場しますが、その呼び名が、オーブにも深く関わる霊的に非常に重要な「音」の名前になっています。

こうしたことから、僕は、勝手に、この作品の監督は確実に触手が見えるし、その変化の過程や意味も完璧に理解されてるに違いないと思っています。

 

もし触手に興味があれば、ぜひこの作品を鑑賞してみてください。非常にリアルな触手の様子がご覧になれます。

仮に僕が間違っていて、このシーンが何も知らずに偶然作られたものだったとしても、見た目の様子は本物そっくりです。また、もう1つ。この触手は、あなた自身も持っているものです。そして、その気になれば、あなたにも、この物語の生物たちと同等の、あるいは、もっとすごいことが、できるはずです。これは間違いありません。