オーブの変化。

まっすぐな棒のように四方八方に伸びたタイルは、ある程度の長さになったところで、しなやかにいくつかの束にまとまり、それぞれが筆の穂先のような形に変化します。

 

それは、さらにオーブの持ち主、つまりあなたの身体にまとわりつくように形を変えながら、あなたの身体の表面を伝っていきます。もし、この過程を見ることができたら、まるであなたが燃えている。・・・炎につつまれているように感じるかもしれません。この段階では、もう元々がオーブのタイルだったことも、棒状だったこともわからなくなり、まるトロトロの、粘性のある液体が流れるようにして、あなたの身体の表面をほぼ均等な厚さで覆っていきます。そして身体全体を覆いつくすと、最後には、液体としての存在感もなくなり、身体を覆う雲のようなものにかわります。

 

さて、実は、この体をつつむ雲のようなもの。良く知られている呼び名があります。あなたも、もうお気づきかもしれません。そう。この雲は一般に「オーラ」と呼ばれているものです。つまり、オーラはオーブの変形したものというわけです。

 

どうです? びっくりしましたか?