さて、ここまでオーブの外観や、移動について基本的なことを一気にお話ししてきました。
オーブについては古くから広く知られているし、多くの本にも書かれているから、これまでのところはあまり驚くような内容ではなかったかもしれません。
でも、ここから先、オーブのふるまいについて詳しく見て行くと、少し様子が変わってくると思います。その最初の一歩として、まずここで、オーブについて、あなたに是非知っておいてほしいことがあります。とても重要なことです。
実は、あなた自身もオーブを持っています。もちろん、あなただけではありません。僕も、生きている人間なら皆、誰でも1人1つづつオーブを持っています。しかも、霊のオーブと生きている人間のオーブには、全く差はありません。つまり、これまで、「霊の本体」として説明してきた、その同じ物を、あなたも自身も持っています。でも、あなたはおそらく、自分がオーブを持っているなどということを自覚していないでしょうし、まわりの誰を見てもオーブを持っているようには見えないと思います。これは無理もありません。生きている人間のオーブは、霊のそれ以上に見るのが難しいし触れることもできないからです。よほど霊感の強い人でも、生きている人間のオーブを、オーブの形で見られることはめったにないはずです。でも、信じてください。誰でも確かに持っています。ちなみに人のオーブの場所・・・というよりオーブが人に「くっついている」場所は決まっていて、「現代人」のほとんどは後頭部。首よりちょっと上になります。
ほら、今あなたは思わずその場所に手を当てませんでしたか?でも何も感じない?それで正常です。心配ありません。でも思い出しください。霊のオーブが空中にあるときの高さ。それはこの位置です。つまり霊のオーブは、生きていた時にくっついていた場所と同じ高さに浮かんでいるのです。