3つのパターンまとめ。

さて、霊が「見える」3つのパターン。ここで もういちど簡単に整理しましょう。

 

第1のパターン:「物理型」

霊が、「自らの意思で、物理的な物体や音を作り」、それが見えたり聞こえたりするパターン。

このパターンによる像や音は、ただの物理現象なので、見たり聞いたりするのに、いわゆる霊感を必要としない。

通常の感覚で、誰にでも見聞きできるし、写真や動画に撮ったり録音したりもできる。

霊の姿が写る全ての心霊映像や霊の声などの記録は、それが本物である限り、全てこのパターンによる。ただし現実に霊が作ることができる「本物の映像」は、かなり貧弱で、平面的なものに限られる。

 

第2のパターン:「転写型」

霊が誰か特定の相手だけに映像や音を渡し、その人だけが見たり聞いたりするパターン。

霊が人に接触する最も多いパターン。ただし見聞きするには霊感が必要。映像には写らないし録音もできない。

霊の側から、イメージを人に送ってくるタイプと、人の側から霊に接触し、霊がもっているイメージを読み取るタイプの2種類がある。

見聞きする内容を霊の側が主導している点は「物理型」と同様だが、何が見え、何が聞こえるかは霊の想像次第で、全く制限がないし、予想もつかない。

 

第3のパターン:「オーブ」

霊がこの世に姿を表すときの一番基本的で、しかも標準的な形態。人の霊であれば世界中どこも共通。

直径が15cmほどの球体で、その形から「オーブ(「球体」の意味)」と呼ばれる。

オーブの見え方は時々刻々と変化し、一定でない。肉眼で見え、映像や動画に残ることもある一方で、どんな霊感でも見えない時もある。

 

いかがでしょう? あなたのイメージと違いますか? でも、まだ納得していただかなくてもかまいません。話を進めるために、まずは基本的な区別をしただけ。話ははじまったばかりです。

では、つづいて、それぞれを順に掘り下げていくことにしましょう。ただし、順番を逆にして、「オーブ」からはじめたいと思います。まずオーブを知ることで他のパターンの理解がしやすくなるからです。