霊の見え方 第2のパターン:転写型

第2のパターンは、さらに2つのタイプに分けることができます。

 

1つは、霊の側から自分の(つまり霊の)姿や声などを、あなた(だけ)に送って来るタイプ。

もう1つは、あなた自身の感覚が、自ら探って、霊の姿や声をとらえるタイプ。の、いずれか。

もうお気づきだと思いますが、霊の送って来るイメージを映像や音として認識したり、あるいは自分から霊を探りにいって、映像や音を読み取る感覚は、一般的に「霊感」と呼ばれている能力です。

でも、ちなみに、霊感が1種類ではなく、様々なタイプがあるという話し・・・ご存じでしたか?

 

さて、第2のパターンは、霊感による知覚だけで全てが成り立っていて、そこに物理的に見えるような「物体」は何もないし、物理現象としての音もありません。だから、あなたには見えても、あなたのすぐ横に立っている人にも何も見えないし、写真にも映像にも写らないし、どんな高感度のマイクでも何も録音されません。

言い換えれば、このパターンは、霊感がなければ、一切見たり聞いたりできない。ということになります。

このパターンのもう1つの特徴は、何が見え、何が聞こえるかは全く制限がない。というより予想がつかないことです。人の姿に限らず、景色でも、物でも、何でも、霊があなたに見せたい、聞かせたいと思うものは何でも見えたり聞こえたりします。言い換えると、霊が想像できるものなら、どんなものでも見聞きする可能性があります。

 

このような霊の現れ方を、霊が特定の人物(今の例ではあなた)にだけ映像や音声を送るという意味で「転写型」と呼ぶことにします。この表現もこのあとずっと使うので、これも覚えておいてください。

「転写」という言葉は、ちょっと変に聞こえるかもしれませんが、僕のちょっとしたこだわりです。霊感のタイプの話も含めて、詳しくはまた後で。

今はとりあえず先に進みましょう。