描写された触手。

とはいえ・・・仮にオーブの変形の過程が全て見える霊能者が非常に少なかったとしても、部分、部分なら見えると言う方は、それなりにいるはずです。

 

でもオーブから栗のイガのように沢山の棒が伸びる話とか、人の頭の後ろに触手が生える話は、個別でも聞いたり読んだりしたことがない・・・・そう思うかもしれませんね。

実は僕自身も、同じです。多くはありません。でもゼロでもありません。いくつか例をご紹介しましょう。たとえば、1970年代頃に、世界的に非常に有名になったアメリカインディアンのシャーマンとの交流を描いた物語。非常にリアルなので、全て実話と思った方も多かったようですが、僕の認識では実話と思える部分とそうでない部分が混在しています・・・には、霊が、自分の触手を人間の触手に絡ませて襲う話がでてきます。エピソード自体はごく簡単なもので、あまり詳しくは書かれていませんが、僕はこれを読んだとき、その内容から、少なくとも「触手が見える人」が記述したに違いないと感じました。

 

ちなみに、そこで描かれていることを少し詳しく説明すると、以下のようになります。

まず、あなたは、オーラの各部分が、手や足、その他の臓器に対応しているという話を聞いたことがないでしょうか?実は、オーラが対応しているだけでなく、その前段階の触手もこれと同様で、1本1本が全て人の身体の各部分に対応しています。何かの力で、触手の自由を奪われると、人の身体の、その触手に対応する部分は機能できなくなります。ですから、特定の触手をからめとられるだけで、人は自由を奪われて動けなくなることがあり、これは、実は、いわゆる「金縛り」の、原因の1つです。さらに、もし仮に全ての触手からめとられてしまえば、身体は全ての機能を停止、つまり死んでしまいます。ただ霊が実際に人を攻撃することは非常に希ですし、あなたの触手が無防備に霊に絡みとられる状態になっていることもめったにないので、こうしたことは相当に敵対的で、「人を襲うこと手慣れた」霊に遭遇しない限り起こりません。ちなみに先の物語では、こうした霊を悪霊として特別扱いしています。

 

続いて、もう1つ触手が登場する作品の例をお話ししましょう。こちらはもっと馴染みがあると思いますし、描写も非常にリアルです。