霊の見え方 第3のパターン:オーブ

第三のパターン。霊の本来の姿。これには、僕が勝手な呼び名を考える必要がありません。

 

僕が知る限り、世界中の全ての霊たち。どこ国のどんな霊でも、それが人の霊である限りは、全部ほぼ同じ姿をしています。歴史的に非常に多くの目撃例があり、広く知られた名前がついていいます。あなたもきっと聞いたことがあるでしょう。それは直径が15cmほどの球体で、その形から「オーブ(「球体」の意味)」と呼ばれます。

 

ただし、オーブが一体何であるかということについては、実に様々な解釈があります。例えば、「オーブって魂のことでしょう?」と思っている方も多いでしょう。ただ、理解がまちまちだと話が進まないので、少なくとも今は、僕の説明に従っておいてください。改めて言うと、僕はオーブは霊がこの世に姿を表すときの一番基本的で、しかも標準的な形態だと思っています。また、ついでに言っておくと、僕の認識では、「魂」それ自体が目に見えるような形で、この世界に姿を表すことは絶対にありません。そんなことは「不可能」だからです。だからオーブは魂ではありえません。この理由もまた機会を改めてお話ししましょう。

 

さて、オーブの見え方は、かなり独特で、まず、非常に希にですが肉眼でも見える「ことがあります」。そして、目で見えるときには第1のパターン同様、物理的な存在なのでちゃんと映像にも残ります。

「霊が物理的な存在になる」ことがあるって?! 驚きますよね。 でも、そうです。あります。映像に写る以上は、そこに何かが、物体として存在しているはずです。実際、この状態で撮られたオーブの映像はかなりたくさんあり、あなたも見たことがあるでしょう。

一方、逆に、霊能者でも、いつも見えるとは限りません。僕の認識では、オーブを直接見るには「転写型」のところでお話しした霊感の2つのタイプとはさらに別の第3のタイプの霊感が必要です。そのような霊感をもった霊能者にだけは、映像には写らない状態のオーブでも見えることがあります。ただそれでも常にではなく希にという程度です。

オーブについての、一番の問題であり、一番興味深いことでもあるのは、肉眼にせよ特別な霊感を使うにせよ、見える時と見えない時があり、常に一定ではないということです。オーブは時々刻々と性質を変え、物理的な存在と、そうでない何か・・・との間を揺れ動きます。このこと、霊達の存在のしかたを考える、1つの手掛かりになるかもしれません。