全ての原点。3つのパターン。

霊の見え方について、まずは、わかりやすく具体的な例から考えてみることにしましょう。

 

あなたが、誰か、例えば親しい友達と二人で外を歩いているときに、たまたま霊に遭遇した・・・と思ってください。

あなたの目の前に、あなたが知っているどんな存在とも違う、異形のものが現れました。あなたは「これはお化けとか霊とか言われるものではないのか?」と感じます。あなた自身にははっきりとその姿が見えていて、落ち着いて何度見直しても絶対にそこに何かいる。見間違いとは思えません。

あなたは、その恐ろしい姿にたじろぎます。でも、常に沈着冷静なあなたは「こんなチャンスはめったにない。」そして「証拠が必要だ。」と思いつきます。あなたはスマホを取り出して、その姿を撮影。そして横に立っている友達に「あれが見える?」と問いかけます・・・。

 

さて、このとき、あなたのスマホには何が映るのか?そして、あなたのすぐ横にいる友達は何を見ているでしょう?

僕の理解では、霊の見え方には「それが本物」である前提で、3つのパターンしかありません。とても希な例外を除けば、霊との遭遇は、その3つのどれかで必ず説明できます。だから、その3つを理解すれば、この先、どんな心霊映像を見ても、かなりの精度で、真偽の判定ができるでしょう。

 

でも、僕は、あなたに心霊映像の真偽の見分け方を知ってもらいたいわけじゃありません。なぜ霊の見え方が3つしかないのか、また霊達が、これらのパターンをどう使い、これまでの歴史のなかで、また今現在、何をしてきたのか、さらには、人々は、その霊のふるまいにどう対応してきたのか、その全てを知ってほしいと思っています。それを理解すれば、あなたはきっとひっくりかえるほど驚くに違いありません。霊たちのふるまいは、古くからの言い伝えや、習慣、儀式、また歴史的な建造物の構造にまで、大きくかかわっています。さらに、おそらく、あなた自身の日常のできごとにもきっと関係があります。その全ての原点が、たった3つのパターンに集約されます。