「幽霊=怖い」は偏見です。

僕には子供の頃から霊感がある。少なくとも自分ではそう思っています。
だから霊達は、僕にはとても身近な存在です。でも、そんな僕からみて、世の中にあふれている霊の話や映像には、すごく違和感があります。

単に全部デタラメとかニセモノだと言うつもりはないんですよ。まぁニセモノがとても多いのは確かで、それはそれで問題ではあるけれど、相当な量の本物も含まれている。これは事実で、間違いありません。

 

ただ、僕がどうしても納得できないのは、どんな霊の話にせよ映像にせよ、それが仮に本物だったとしても、そこに添えられた説明や解釈が、僕には、かなり「ズレている」ように思えるのです。
適当なでっちあげだったり、必要以上に人を怖がらせようとしていたり、場合によっては妙な信仰心をあおるような方向に話がネジ曲げられていたり・・・と、怪しげなものが多過ぎます。

さらに、その内容をほとんど鵜呑みにしてしまう人がとても多いのも気がかりです。

 

僕が知る限り、実際の霊達はとても温和で冷静で平穏だし、その行動はとても知的で論理的です。

当然ですよ。彼らだって元々、人なんですから。なぜ幽霊=怖い存在ということになったのか僕には意味がわかりません。

 

本当の霊たちのありようと、世の中の認識が大きくかけ離れてしまっていることが、僕にはとても不思議だし、残念でならない。これを解消するには、「見える」人間が、ちゃんと整理して、冷静に、自分たちが見ているものを説明することで、霊たちへの世の中の理解のしかたを少しづつ変えていくしかないんじゃないか・・・と僕は思うんです。

いかがでしょうか?